今週初め、仮想通貨ビットコイン(BTC)支持派でリアル・ヴィジョンのラウル・ポールCEOは、予想通り金(ゴールド)がビットコインに対して下落していることを指摘した。価値保存手段としてのビットコイン に転機が訪れているかもしれない。

過去1カ月、ビットコインの価格は1万136ドルから1万3217ドルと30.36%上昇。一方で金は1863ドルから1903ドルまでの上昇と2.25%のプラスにとどまった。

(出典: Raoul Pal, Bloomberg「金がビットコインの上昇率を下回る」)

まずはペイパルによる仮想通貨対応発表が相場心理を上げたのは間違いない。次にスクエア社やマイクロストラテジーなど大手企業によるビットコイン投資参戦、さらにもう1つは1万1100ドルや1万2000ドルというテクニカル的に重要な水準を突破したことがあげられる。

翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン