GMOインターネットの12日の発表によれば、米国子会社であるGMO-Z.com Trust Company(GMO Trust)が、大手仮想通貨取引所バイナンスとパートナーシップを結び、同取引所においてステーブルコイン「GYEN」の取引を開始する。

GYENは、GMO Trustが発行する円とペッグしたステーブルコインだ。GMO Trustは今年3月に米規制を遵守した形でGYENの提供を米国で開始している

今回のバイナンスとのパートナーシップにより、バイナンスでビットコイン(BTC)やテザー(USDT)といった主要な仮想通貨をGYENで取引することが可能となる。

GMO Trustの中村健太郎CEOは、 「世界で最も取引されている通貨・ペアの一つである日本円をデジタル化し、この資産をバイナンスの法人および個人ユーザーのエコシステムに提供することは、暗号資産が主流になりつつあることを象徴している」とコメントしている。