米国の仮想通貨取引所ジェミナイが、分散型ブラウザ「ブレイブ」の独自トークン「ベーシック・アテンション・トークン(BAT)」のサポートを今月末に開始すると発表した。
ジェミナイの顧客は、4月24日からBATの預金を開始することができる。トレーディングのサポートはすぐに追加されるという。
ブレイブは、プライバシー重視のブラウザ。先月にはグーグルを一般データ保護規則(GDPR)違反で正式に訴えており、ブロックチェーンを基盤にした次世代のブラウザとして名乗りを上げている。
ブレイブの特徴は、ユーザーが広告を見るなど活動することで仮想通貨ベーシック・アテンション・トークン(BAT)を稼げる点だ。
ブレイブは2017年にイニシャルコインオファリング(ICO)を実施。3500万ドル(約37億円)相当のBATを1分未満で発行した。
新型コロナウイルスが蔓延する中でブレイブの人気は世界的に高まっており、3月だけで100万人以上の新規ユーザーを獲得した。