米西海岸標準時間で17日午前、米仮想通貨取引所大手GDAXにおいてビットコインキャッシュの取引が可能になった。同サイトのステータス情報によると、午前11時25分には取引が可能になったようだ。
これに先立って、GDAXを運営するコインベースでは昨年12月20日よりビットコインキャッシュの取り扱いが始まり高値更新していた。
今回の動きをうけ、ビットコインキャッシュは12%以上上昇。日本時間で18日正午現在1800ドル付近で売買されている。
GDAXに早期のセグウィット実施を促す声も
ところが仮想通貨コミュニティの関心はGDAXによるセグウィット実施に向けられている。BitGo開発者であるジェイムソン・ロップ氏は「@blockchain、 @coinbase、 そして @gemini のような一般向けサービスがビットコインネットワークのブロックスペースを非効率なかたちで使用しており、ネットワークが混雑する大きな原因となっている。この問題に加担したくないユーザーは、これらのプラットフォームを使わないことだ」。
It's not a new revelation that a significant cause of bitcoin network congestion is from popular services such as @blockchain, @coinbase, and @gemini who are using block space inefficiently. If you don't want to contribute to the problem, don't use them. https://t.co/f1AO2ePRMw
— Jameson Lopp (@lopp) January 12, 2018
コインベースは昨年末に取引処理を効率化するセグウィット統合を約束していたが、実施には至っていない。Blockchain.comやジェミナイ等も未だセグウィットをサポートしていない。
同じような意見は他のユーザーからも聞こえてくる。
How about you focus on segwit and batching transactions... Thanks!!
— Chris Given (@Piffer55) January 15, 2018