米仮想通貨取引所最大手コインベースが20日、同社公式ブログで、ビットコインキャッシュの取り扱いを始めたことを発表した。今年8月1日時点でビットコインを保有していた人全員にビットコインキャッシュが無料配布されているという。
また、ツイッター上ではコインベースの職員によるインサイダー取引を疑う声があがっており、同社は公式ブログやツイッターでこれを否定している。コインベースによると、今回の声明が発表される前の数週間、職員によるビットコインキャッシュの取引は禁じられていたという。
hey @coinbase , @GDAX and @brian_armstrong by being part of a product index for @CMEGroup you agreed to certain rules. Since bch news was clearly leaked around 2:30pm CST to certain parties. this qualifies as insider trading. Hope you enjoy the incoming complaints.
— I am Nomad (@IamNomad) December 20, 2017
今回の発表をうけ、ビットコインキャッシュは急騰。大きな取引量をともなって、3000ドル以上をつけた。
また、興味深いのは、コインベースが運営する取引サイトであるGDAXでは、ビットコインキャッシュの初値が9500ドルと表示されていたことだ。同サイト上での取引は即座に停止された。
コインベースのサイトでは通常価格が正常に表示されていた。
一方でビットコインは15700ドルまで下落後反発し、現在17100ドル付近で推移している。