英国では6日に下院が解散し、12月12日の総選挙に向けた選挙戦に各党が突入した。総選挙では定数650のうち、与党・保守党が単独過半数を確保できるかが焦点になる。ジョンソン氏は選挙で勝って、1月末までのEU離脱を目指す。今後は、世論調査などの動向によりポンド円は上下するだろう
本日の英中銀政策金利発表(21時)は、通常の政策金利・議事録に加え、四半期インフレ報告が同時に発表される「スーパーサーズデー」である。カーニー総裁がブレグジットの不透明感への警戒を強めるなど、英中銀の公表内容でポンドが動意づく可能性もあるので要注意だ。
テクニカル分析
ポンド円予想 139円~140.50円
本日は安値139.49円と140円台を割り込む展開。20日移動平均線(139.68円)近辺での値動きとなっている。英中銀金融政策委員会の結果しだいとなりそうが、これまで大きく上昇してきているので、売りのきっかけになるかもしれないので注意したい。
直近安値は10月24日の138.87円。このポイントをキープできるかが焦点となりそうだ。