12日のイギリス総選挙は、与党・保守党の圧勝になった。ジョンソン首相は、3年以上におよぶイギリスのEU(欧州連合)離脱を巡る論争で国内に生じた亀裂を修復すると約束した。
今週は19日開催する金融政策委員会(MPC)に加え、17日の雇用統計や20日のGDPなど重要な経済指標がある。本日は「12月製造業購買担当者景気指数(PMI)」と「12月サービス業購買担当者景気指数(PMI)」が18時半に発表される。
いずれも50を超えていれば、景況感の拡大を示し、50を割り込むと景況感の悪化を示している。前回は両指数ともに50を下回っていたが、今回はどのような数値がでてくるかが注目される。
ポンド円のテクニカル分析と相場見通し
今日のポンド円予想レンジ 145.60~147.50円
13日は3σを一時抜けて利食い売りに押されたが、2σを上回る水準で推移。本日も2~3σでのレンジでの動きを予想する。ただ、RSIが80近くなど、買われ過ぎの水準である70を大きく上回っているので、高値警戒感がある点に注意が必要だ。