【ポンド円FX予想】明日(11日)の10―12月期GDPと12月鉱工業生産指数に注目

ポンドの上値は重い。EUとの通商交渉への懸念の高まりや、中国の新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への懸念が重しとなっているからだ。イギリスは2020年末までとするブレグジット移行期間の終了に固執している。ジョンソン首相も強硬姿勢を崩していない中、年末の合意なき離脱のリスクも再浮上する可能性が警戒されているのだ。

明日は東京市場が休場になるが、イギリスでは10~12月期GDPや12月鉱工業生産指数など重要な経済指標が発表される。英中銀当局者から懸念される声が出るなか、1月末の会合では現状維持となり、利下げ支持のメンバーも前回と変わらずの2人にとどまった。しかし、EUとの通商交渉が難航する中、指標が景気減速懸念を強める内容となれば、再び利下げ観測が高まる可能性があるので注意が必要だ。

ポンド円のテクニカル分析と相場見通し

今日のポンド円予想レンジ 140.50~142.50円

ポンド・ドルのチャートは、以下の通り。

100日移動平均線(1.29)を割り込む値動きになっている。明日のGDPを控えて上値を積極的に買う動きは限られるだろう。下値警戒感が必要だ。

続いて、ポンド円のチャートは以下の通り。

4日の安値140.94円を割り込むかどうかが注目される。この水準を割り込むと、100日移動平均線(140.46円)が下値のメドになるだろう。