2016年2月17日から18日にかけて、フィンテックにおける分散型ソリューションの未来を模索するべく、アメリカやヨーロッパなどから起業家や愛好家たちがアムステルダムに集う。
このカンファレンスはD10e Amsterdamと呼ばれ、”これからの時代を築く可能性のある人々とコネクションを作るための分散型テクノロジーに期待する人に向けたカンファレンス”と定義されている。
「フィンテックにおける最先端の分散型ソリューションにフォーカスを当てていくつもりです。ディスラプティブテクノロジーや文化、そして共有経済や、労働の未来などです。ベルラーバンベルラーでのこの二日間で、専門家たちによって、簡潔で魅力のある短いプレゼンテーションを通して、自身の意見や知識が共有される予定です」
この二日間を通して、200ヵ国以上を代表して、130人を超える起業家や投資家たちがプレゼンテーションやビットコインやブロックチェーン、ディスラプティブテクノロジー、そして業界の未来に関する対話に参加する予定だ。
D10eのCEO、Tiffany Madison氏はコインテレグラフに次のように語っている―
「d10e(d10eはdecentralizeの短縮形です)をローンチしようと決めたのは、全ての分散型テクノロジーに携わる投資家や起業家たちを率いて、この文化的ムーブメントの先頭に立ちたい、という我々のビジョンに沿ってのことです。それはこの業界において、ビットコイナーとブロックチェーン・エバンジェリストたちだけに限りません。我々は、テクノロジーが分散型になるべくしてなると考えていますし、それは協力してくれる早期採用者たちにかかっていると考えています」
D10eは、最近は三つほどイベントが開催されている米国で2014年に設立されている。
D10eは現在、新しいフィンテック系スタートアップやブロックチェーン、ディスラプティブテクノロジーによるソリューションなどが次々と生まれているヨーロッパに活動拠点を移行する予定だ。
「今回のカンファレンスでは、世界中のトップリーダーたちが一堂に会し、分散型テクノロジーに関する包括的な現在の状況に関して意見を共有し合い、参加者に対して意義のある関係性を築く機会を提供すると共に、事業を発展させる実用的な知識を共有する機会を設けることが出来るでしょう」と、Bitcoin Foundationの議長で、カンファレンスの創設者であるBrock Pierce氏は語った。