フランスの金融規制当局である金融市場庁(AMF)は18日、フランスで初となるイニシャル・コイン・オファリング(ICO)の申請を承認した。金融メディアのファイナンス・マグネイトが報じた。
AMFの発表によれば、今回の承認はブロックチェーンプロジェクトに資金供給するプラットフォームを開発した企業「フレンチICO(French-ICO)」が行うICOだ。今回の承認は、2020年6月1日までの期間で有効だ。
ファイナンス・マグネイトによれば、AMFは今年はじめから3~4社のICO候補企業と話し合っていたという、
フランスは2018年にICOのための規制枠組みを導入した。
昨年9月「企業の成長・変革のための行動計画に関する法律(PACTE)」が成立。国内の証券市場を監督するAMFがICOによる資金調達を目指す企業にライセンスを付与する制度が設けられた。