スペースXの元エンジニアが創業した仮想通貨企業LXDXは、仮想通貨取引所を立ち上げることを明らかにした。Leaprateが9月17日に報じた。

LXDXでCEOを務めるのは、スペースXで自動化と推進装置の開発に携わっていたジョシュア・グリーンウォルド氏。グリーンウォルド氏は、機関投資家向けの仮想通貨トレーディングの世界に注目しているという。

既に機関投資家向けに運営しており、グリーンウォルド氏はメインストリームの一般投資家向けの市場への意欲を見せている。

グリーンウォルド氏は、「私たちの直近の目標は、仮想通貨の世界ですべての投資家が優れたツールを使えるようにすることだ。例えばスマートオーダールーティングのように、依然は機関投資家しかアクセスできなかったようなものだ」とLeaprateに語っている。

LXDX社は先週、マルタに移転。移転する前の8月には、ダイモン・アジア・ベンチャーキャピタルファンドなど、投資家からの出資を受けている。

グリーンウォルド氏は8月の資金調達ラウンドを発表した際、ベンチャービートに「仮想通貨は完全に新しいアセットクラスだ」と語っている。

「既存のインフラに統合できる範囲で、私たちはその統合を容易にすることを目指している。〔…〕トークン化と証券化の規模が大幅に拡大していうと予想している」