米サンフランシスコ拠点のセキュリティトークンプラットフォームであるトークンソフトは、コンプライアンス対応に向け、米証券取引委員会(SEC)の元上級法律顧問、アレックス・レバイン(Alex C. Levine)氏を採用した。12月17日にプレスリリースで発表した。
同氏は、トークンソフトの最高法務責任者、および、同社系列の証券代行DTACの社長として起用された。
リンクトインのプロフィールによると、送金プラットフォームのパンゲアで相談役および最高法令順守責任者(CCO)としての経験がある。その他、SECや米商品先物取引委員会(CFTC)で法律顧問の経験もある。
トークンソフトのメイソン・ボルダCEOは、レバイン氏は同社の顧客がセキュリティトークン発行に関して「最高クラス」のコンプライアンスツールを受けることができるとしている。
「アレックスの規制およびブロックチェーンの経験で、我々の証券代行が提供するものがすべての複雑で必要なコンプライアンスを満たすことを確約できる」
レバイン氏自身は以下のように述べている。
「私は、準拠したトークンやデジタル資産の発行だけでなく、米国の仮想通貨業界を管理する規制設定にあたり、SEC(米証券取引委員会)やFINRA(米金融業規制機構)と協力して、そういった資産のトレーディングやカストディ向け規制フレームワークの開発推進も含め、トークンソフトに参加することに興奮している」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン