【外国為替市場概況】(8時)米経済指標改善でドル高が進み、円は半年ぶりの109円台半ばで推移 

好調な米経済指標を受けて米株式市場は主要3指数揃って続伸し、3日連続で史上最高値を更新した。ダウ平均は0.15%高、S&P500は0.42%高、ナスダック総合指数は0.66%高。

7-9月期米GDP改定値は速報値の1.9%から上がって2.1%となった。また、輸送機を除く耐久財受注を表すコア耐久財受注は前月比で0.6%増、個人支出は前月比0.3%増、シカゴ購買部協会景気指数は46.3と前月よりそれぞれ改善している。地区連銀経済報告(ベージュブック)は金融業以外のサービス業は好調で、製造業も前回より改善を示す地区連銀が多かった。雇用もわずかに拡大し賃金も低技能の職種で強まるなど、緩やかに経済は拡大したことが示された。このように主要な米経済指標の改善は景気懸念を和らげ、リスクオンを継続させた。

この流れを受けて、米10年債利回りは1.767%まで上昇し、ドル円は5月下旬以来の水準である109.53円と円安が進んでいる。

米経済の好調さが好感され、ドルインデックスは98.330とドル高が進み、ドルは主要通貨に対し強くなった。ユーロドルは0.0020安の1.1005までドル高が進んでいる。

その他、英下院選挙で保守党が過半数を制する予測が報じられ、ポンドドルは上昇し0.19%高の1.2946となっている。

木曜日は感謝祭となり、週末にかけて市場参加者が少なくなるため、本日の為替市場は様子見姿勢が強まる可能性がある。