米連邦保安官局(USMS)と米連邦捜査局(FBI)は7日、新たなビットコイン詐欺が増加していると注意喚起した。

発表によると、新たな詐欺はビットコインATMを利用したもので、政府やFBIになりすまして、犯罪の報告を怠ったとして、ビットコインでの罰金の支払いを求めるという。また、プリペイドカードを購入して、カード番号を知らせるという方法も取られている。

実在する政府機関の電話番号と執行官の名前を使って、利用者に接触するために、すでに多くの市民が支払いに応じてしまっていると警告した。

両機関は「米政府はビットコインでの罰金支払いは実施していない。もしビットコインでの支払いを求めてきた場合は詐欺であり、すぐに通報してほしい」としている。

USMSとFBIは2018年にも警告を発していたが、今回はビットコインATMの利用が広がっているとして、再度警告を発出した。