【ブロックショーアメリカ2018】ブロックチェーンと民主主義、そして「マネーの自由」について議論

 ブロックショーアメリカ2018が現地時間の20日にラスベガスで始まった。ブロックチェーン業界に影響を及ぼすホットな話題を話し合うイベントに、世界50か国から1500人以上の参加者、80人のスピーカーが集まった。

 メインステージでは政府のイニシアティブ、主要な産業へのブロックチェーンへの影響、技術的側面や法的側面の最新情報を取り上げている。第2ステージでは、企業や専門家が互いの立場に挑戦するアイデアや意見を討論している。

 このカンファレンスでは、AIや広告、不動産といった分野でのブロックチェーンのディスラプティブ(破壊的)な特徴に光を当てた専門家や業界のリーダーが集まっている。オバマ政権でホワイトハウスのプレス担当のトップを務めたヨハンナ・マスカ氏は、ブロックチェーンで民主主義を構築する可能性についてスピーチした

 デモクラシー・アース財団の共同設立者であるハーブ。スティーブンス氏は、このカンファレンスでブロックチェーン化された民主主義について語った。スティーブン氏は「腐敗は中央集権的なデータベースに存在する。私たちは腐敗している世界から腐敗のない世界へ移行している」と主張。Dブレイン社のドミトリー・マツケビッチCEOは、次のように付け加えた。

「民主主義とは、マイノリティーやテクノロジーにアクセス権を持たない人々をも包含するものだ。マジョリティーからマイノリティーへ権力を分配する能力だ」

 ビットコイン財団のボードメンバーで仮想通貨取引所BTCCの共同設立者である、ボビー・リー氏は、「マネーの自由」について講演した。金融機関と規制当局は現在「あなたのマネーを完全に支配している」と語った。

「私にとって、仮想通貨革命はマネーの自由を意味する。それは表現の自由のように」

 著名なビットコインの唱道者であるリー氏は、仮想通貨投資において避けるべき4つの間違いについても解説した。投資の不確実性、不十分な買うこと、わずかな利益の後の売ること、そしてパニックが起こった時に売ることだ

 このカンファレンスでは、業界のプレイヤーと税理士、法律家、会計士らを対象に、ブロックチェーン開発を促進する適切な規制をどのように作っていくのかも議論された。エンジェル投資家であり、TMTブロックチェーンファンドのパートナーであるジュリアン・ゼゲルマン氏は、業界が「法的管轄の不可知論」を経験していると主張する。

 イニシャル・コイン・オファリング(ICO)についても議論され、ThinkMarketsのチームマーケットアナリストであるナイーム・アスラム氏は、「ICOや規制にとって、価格の安定性がカギとなる要素だ」と主張。弁護士であるアンドリュー L・ロッソ―氏は次のようにコメントした。

「まずは賢くなることが必要だ。自分が保護されているかどうかを確認して欲しい。自分が見ているものを常に信じてはいけない」

ブロックショーアメリカ2018の最新ニュースは引き続き、コインテレグラフで報道していきます。