イーサリアムの大型アップグレードである「イーサリアム2.0」を前に、仮想通貨イーサ(ETH)のクジラ(大型投資家)がイーサを集めているようだ。イーサ保有量トップ100のウォレットが保有するイーサは、全体の25%近くまで上昇した。

ブロックチェーンデータ分析企業セインティメント(Santiment)によると、イーサ保有量の集中はクジラによる蓄積を意味している。イーサリアム2.0を前に現在のイーサ価格は割安であり、中長期的に価値が上がると考えている可能性があるという。

ただセインティメントは、クジラが集めているからと言ってイーサの価格が短期的に急上昇するわけではないと指摘。「蓄積後に、少し時間が経った後で価格は上昇する傾向がある」と解説した。

トークンアナリストによると、仮想通貨取引所のバイナンス、フォビ、ビットフィネックス、ポロにエックス、Okex、ジェミニ、クーコイン、ビットスタンプ、クラーケン、ビットとレックスが合わせて1850万ドル(約19億円)分のイーサを保有。全体の16.8%分に相当する。

イーサリアム2.0では、新たなアルゴリズム「プルーフオブステーク(PoS)」やシャーディングが実装されることで、イーサリアムのスケーラビリティ改善が期待されている。

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、今年はイーサリアム2.0の最初の段階となるフェーズ0(Phase 0)の年になると話している

現在イーサは前日比で7%急騰している。過去1週間は225ドル付近での保合いが続いたが、現在は240ドルを回復した。

(出典: TradingView 「イーサ/米ドル(4時間)」)

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン