イーサリアム(ETH)の価格チャートが、7月に現物イーサリアム上場投資信託(ETF)が開始されて以来見られなかったレベルへの上昇を示唆しているが、アナリストは2,800ドルでの週次終値が必要だと考えている。

「イーサリアムが2,800ドル以上で週次終値を迎えることができれば、3,500ドルから3,600ドルの上昇が見込める。この動きはほかのアルトコインも押し上げるだろう」と、仮想通貨アナリストのマシュー・ハイランド氏は8月24日の分析動画で述べた。

8月17日以降、2,600ドル前後での取引が続き、現在イーサリアムの価格は2,758ドルで取引されている。

 Source: CoinMarketCap

コイングラスのデータによれば、2,600ドルへの6%の下落は、10億7000万ドルのロングポジションを消し去る可能性があるが、上昇方向への動きはトレーダーにとってより自信をもたらし、リスクは4億ドルにとどまる。

一方、リアル・ビジョンのチーフ仮想通貨アナリストであるジェイミー・クーツ氏はイーサリアムの価格に楽観的だが、イーサリアムのネットワーク活動が活発化しなければ大きな動きは期待できないと主張している。

「上昇の条件は整いつつあるが、イーサリアムは活動の再活性化がなければ苦戦するだろう。手数料は4年ぶりの低水準だ」とクーツ氏は8月23日のXのポストで述べた。クーツ氏はレイヤー2ネットワークの採用が「好調」であり、世界的な流動性が「上昇している」と指摘している。

しかし、すべてのアナリストが同じ見解を持っているわけではない。

ケルプ・ファイナンシャルの創設者兼CEOであるブーマー・サラガ氏は最近、イーサリアムのオンチェーン活動がネットワークのピークパフォーマンスに近づいていると主張し、価格が遅れをとっていると指摘した。「ファンダメンタルズの観点から見ると、イーサリアムは過去最高を記録しており、価格もそれに追随するだろう」とサラガ氏は説明した。

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