オンチェーン分析プラットフォームのグラスノードによると、イーサリアムのネットワーク活動は新規ユーザーの急増を示しており、「アクティビティ定着率」は過去1カ月でほぼ倍増した。
グラスノードは木曜日のX投稿で、月次ベースの「アクティビティ定着率」が新規コホートで急上昇しており、「過去30日間に初めてネットワークとやり取りしたアドレスが急増していることを示している」と述べた。
これは、既存参加者だけが活動を牽引しているのではなく、新たなウォレットがイーサリアムに流入していることを反映しているという。
新規アクティビティ定着率、すなわち新規ネットワークアドレス数は、今月に入って約400万超から約800万へと急増した。
アクティビティ定着率は、ユーザーが一度きりで離脱するのではなく、時間の経過とともに継続的にネットワークを利用しているかを示す指標となる。

1日当たりトランザクション数が過去最高に
イーサスキャンによると、イーサリアムネットワークのアクティブアドレス数は、過去1年間で約41万件から今年1月15日には100万件超へと倍以上に増加した。
一方、イーサリアムの1日当たりトランザクション数は木曜日に280万件と過去最高を記録し、前年同時期から125%増加した。
マクロ経済メディアのミルクロードは木曜日、手数料が低下する中でイーサリアム上のステーブルコイン利用が爆発的に増加したことが背景にあると報じた。
「これは、イーサリアムが実行処理をレイヤー2に委ねつつ、レイヤー1で決済の安全性を維持している結果だ。これこそが、スケーラブルな金融インフラの姿だ」と指摘している。

イーサリアムに「楽観材料が多い」
イーサリアムを巡る信頼感とセンチメントは改善しつつある。アークティック・デジタルのリサーチ責任者、ジャスティン・ダネサン氏はコインテレグラフに対し、「イーサリアムを見ると、楽観できる材料が非常に多い」と語った。
同氏は「短期的には、売られ過ぎ水準に押し込まれていた指標が反転し、ETFやステーブルコイン、ネイティブな仮想通貨プロトコルへの資金流入の再開によって、価格上昇を示唆している」と付け加えた。
LVRGリサーチのディレクター、ニック・ラック氏も、イーサリアムのネットワーク活動が活発化している点に言及した。1日当たりトランザクション数が200万件を超え、ステーキングは約3600万ETHに達しているという。
「強固なオンチェーン指標に加え、継続的なETF流入とエコシステム全体の楽観論が重なり、最近のスケーリング改善による高速化とガス代低下を背景に、機関投資家の参加が強まる中で流動性が引き締まり、ETHは近いうちに現在のレジスタンスを上抜ける可能性がある」と同氏は述べた。
こうしたネットワーク活動とセンチメントの高まりは、ブロックチェーンのトークンにとって強気材料となる。MNファンド創業者のミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は木曜日、「ETHでは強い圧縮が進んでおり、来週にもブレイクアウトする可能性が高い」と語った。
イーサリアムの価格は水曜日に2カ月ぶり高値となる3400ドルに達した後、金曜朝の取引ではやや調整し、3300ドル前後で推移している。
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