「イーサリアムってよく聞くけど、どんな特徴があるの?」
「イーサリアムを購入するメリット・デメリットが知りたい」
イーサリアムに興味はあるがまだ購入していない方は、こうした疑問を持っているのではないでしょうか。
この記事では投資する上で重要な基礎情報をおさらいし、イーサリアムの特徴・メリット・デメリットを解説していきます。
またこれからイーサリアム(ETH)に投資をしていきたい方にとって気になる、おすすめの取引所もランキング形式で紹介しています。
どこの取引所でイーサリアム(ETH)を購入するかによって、手数料から取引所の使いやすさまで大きく違いがあります。
この記事を最後まで読めば、イーサリアム(ETH)の基礎知識を身につけることができ、最適な投資環境で仮想通貨取引を行えるようになることができますよ!
イーサリアム(ETH)とは?基礎情報をおさらい!
まずはイーサリアム(ETH)の基礎情報をおさらいしていきましょう。
イーサリアム(ETH)はヴィタリック・ブテリン氏によって考案され、仮想通貨で最もメジャーなビットコインと同じようにマイニングによって通貨が発行されます。
イーサリアム(ETH)の時価総額はビットコインにつぐ第2位で、投資する人数も増え続けているビッグコインの1つです。
イーサリアム(ETH)誕生以来年々規模が大きくなっており、ビットコイン同様に今後の動きから目が離せない通貨であると言えるでしょう。
株式投資でも仮想通貨投資でも変わらなく大切なことが情報収集です。
知っている情報が多ければ多いほど、相場を立ち回りやすくなりますし、素早い判断が必要なタイミングでも視野を広げて、落ち着いて相場を見ることができるようになります。
イーサリアム(ETH)にはビットコインと違う要素があり、メリットとデメリットがあるので、詳しく解説していきます。
イーサリアム(ETH)のこれまでのチャート・価格推移
イーサリアム(ETH)のこれまでのチャート・価格推移を見ていきましょう。
上記の画像は、2019年後半~2020年の前半にかけてのチャートになります。 2020年初頭に「1ETH=30,000円越え」の最高値を記録しました。
その後は高値を更新することなく、価格は「1ETH=20,000円台」にまで落ち込んでいます。 もう少し短期足にして、より直近の価格を見ていきましょう!
上記の画像は、2020年5月のイーサリアムチャートになります。
2020年5月に関しては、おおよそ「1ETH=20,000円~23,000円」のレンジ相場で価格推移しています。
そして上記の画像は、2020年5月~2021年7月のイーサリアムチャートです。
イーサリアムは2020年11月半ばごろから上昇トレンドにのり、2021年5月13日には過去最高値を更新する「1ETH=約45万4,000円」を記録しました。
その後価格は少し落ちましたが、2021年7月現在ではおおよそ「1ETH=200,000円~250,000円」で価格推移しています。
わずか2年の間で10倍ほどの価値に膨れ上がっています。
イーサリアムは今後も技術開発が進む予定なので、さらなる価格上昇の可能性があります。
イーサリアムを買い増しするなら、今が大きなチャンスですよ!
イーサリアム(ETH)を保有するメリット
イーサリアム(ETH)を保有するメリットは以下の4つです。
①Dapps(ダップス)の開発ができる
②スマートコントラクトを活用している
③トークンを発行できる
④短時間で送金ができる
このようなメリットがあることで、イーサリアムの価値は今後も高まっていく可能性が高いです。
イーサリアムの所有を考えている方は、今後の可能性についてチェックしていきましょう。
メリット①:Dapps(ダップス)の開発ができる
イーサリアム(ETH)が他の通貨と違いユニークな点がDapps(ダップス)の開発ができる点です。
Dappsとはブロックチェーン上で利用できるアプリケーションのことで、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれます。
イーサリアムではブロックチェーン技術によって安全性を管理しながら、さらに色々なアプリケーションを記録し、実行することも可能。
すでにDappsでは仮想通貨を利用したゲームの開発などが進められており、今後もDappsのさらなる活用が見込まれます。
そうなるとDappsひいてはイーサリアムへの価値が高まり、仮想通貨としての価値が高まっていく可能性が高いです。
こうした事情からイーサリアムの価値は今後も高まる可能性が高いので、今保有しておくメリットになります。
メリット②:スマートコントラクトを活用している
スマートコントラクトはアプリケーションを記録し、実行できることを言い、このスマートコントラクトは仮想通貨の技術を様々な形で世の中に役立たせることができます。
スマートコントラクトが活用されることで、当事者間で交わされる契約書の締結など多くの作業が不要になるため、事務コストを削減できるなどのメリットがあります。
イーサリアムではこのスマートコントラクトが活用されており、今後仮想通貨としての価値がより高まっていく可能性を秘めています。
発展途上国を除き現在はまだ仮想通貨での取引は一般的ではありませんが、今後スマートコントラクトが発展していけば、あらゆる決済、あらゆる送金が仮想通貨で行われる未来が来るかもしれません。
ビットコインが最もメジャーな仮想通貨であることは間違いない事実ですが、イーサリアム(ETH)のインフラが整備されていくに従って、時価総額を追い抜く可能性も十分秘めている通貨だと言えるでしょう。
メリット③:トークンを発行できる
イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーションだと解説しましたが、この仕組みを活用することでトークンと呼ばれるイーサリアム(ETH)のコインを発行できます。
特定の個人や企業がトークンを発行することをできるのがイーサリアム(ETH)の特徴の1つで、今までに10,000種類以上のトークンが発行されています。
もちろん誰にも知られていないようなコインばかりですが、自由に新しい仮想通貨を作ることができる魅力が大きく、新規発行仮想通貨を使ってICOが盛んに行われています。
ICOは企業や個人が株式の発行ではなく、仮想通貨で資金を調達する方法のことで、株式に比べて資金調達の手間が掛からず、面倒な手続きを必要としない点から非常に人気です。
このように取引が活発なイーサリアムは、今後も価値が高まっていくでしょう。
ただしICOは審査が厳しくなく、コストもあまり必要としない為、多くの詐欺が蔓延してしまっています。
仮想通貨初心者の方は魅力的なICO投資を勧められても、よく分からないものには決して投資しないように気をつけましょう。
メリット④:短時間で送金ができる
仮想通貨の送金を行うにはマイニングを行う必要があるのですが、イーサリアム(ETH)はその速度が非常に速く、およそ15秒に1回のペースで行われています。
ビットコインのマイニングが10分に1回と言われているので、その速度の違いが分かりやすいかと思います。
仮想通貨の利点は通貨の保守性と送金のしやすさにあるので、短時間送金ができる点はユーザーの利便性を大きく向上させます。
イーサリアムの利便性に着目した人が購入することで、イーサリアムの価値はより高まっていきます。
イーサリアム(ETH)を保有するデメリット
イーサリアム(ETH)を保有するメリットの次はデメリットも解説していきます。
投資判断は良い面だけでなく悪い面も知り、冷静な判断がとても重要になります。
デメリットもしっかりと把握し、投資対象になるか考えていきましょう。
①スケーラビリティ問題
②発行上限がない
③ICOへの規制
デメリット①:スケーラビリティ問題
イーサリアム(ETH)の将来懸念されているデメリットとして、スケーラビリティ問題があります。
現在短時間送金が可能なイーサリアム(ETH)ですが、今後取引量が増えるに従って、ブロックチェーンが処理仕切れなくなり、マイニングに大きなコストがかかってしまう可能性があります。
この問題のことをスケーラビリティ問題と呼び、イーサリアムの課題の1つと言われています。
イーサリアム(ETH)のブロックチェーンで一定時間に情報を処理できる量には限界があり、この問題を解決できないと、取引コスト(手数料)がいずれ高くならざるを得なくなるかもしれません。
デメリット②:発行上限がない
ビットコインは発行上限が決まっており、マイニング報酬も半減期によって減っていきます。
しかしイーサリアム(ETH)には発行上限がなく、現在では1億枚以上が発行されています。
発行上限がないイーサリアム(ETH)は今後も枚数が増え続け、価値の下落や大幅なインフレになる可能性があります。
ビットコインの半減期のようにマイニング報酬を半分にまではしていませんが、イーサリアム(ETH)もマイニング報酬を減らし対策は行っていますし、今後発行上限が決められる可能性も少なからずあると言えます。
なので必ず価値が下がるとは言えませんが、このまま枚数が増え続ければ、いつか問題になる時が来るかもしれません。
デメリット③:ICOへの規制
イーサリアムは「プラットフォーム型」の通貨でして、トークンを簡単に発行できます。
そのため、ICOによる需要が大きいと考えられています。ICOとはInitial coin offeringの略で、新しい通貨を発行して、プロジェクトの資金調達を行うことです。
ICOが流行して新規通貨発行が盛んに行われれば、イーサリアムの需要も大きく拡大する可能性が強いです。
ただし、現在では世界的に「ICO規制」が行われています。
2017年~2018年の仮想通貨バブル期には、各国でICOを利用した詐欺が大流行しました。
そのため、世界の国々では「ICO」への規制が厳しくなっています。
このようなICOへの規制は、イーサリアムが発展・普及する上での「大きな足かせ」となっていると考えられます。
イーサリアム(ETH)の今後の価格を左右する要因
続いて「イーサリアムの今後の価格を左右する要因」についてご紹介していきます。
イーサリアムを含め、仮想通貨には「価格が変動する要因・タイミング」が存在しています。
イーサリアムに投資する場合は、しっかりと価格が左右する要因についても事前に理解しておきましょう!
要因①:イーサリアムETFの承認
「イーサリアムETFの承認」は、イーサリアムの今後の発展を考える上で欠かせないポイントになります。
ETFとは上場投資信託の略で、承認されると証券取引所で売買ができるようになります。
ETFは金融商品の一つで、複数の銘柄から構成されています。
イーサリアムのETFが仮に承認されれば、仮想通貨取引所だけでなく「証券取引所」でも取引可能になります。
証券取引所に上場すれば、更なる投資者の増加が予想され、イーサリアムの価格も大きく上昇することが予想されますね。
著名人らがビットコインなどのETF上場に関しての提案を行なっていますが、2021年時点では未だに承認されていません。
仮にイーサリアムを含む「仮想通貨ETF」が承認されれば、イーサリアムの価格も大きく上昇することが予測されています。
要因②:ICO規制の緩和
先述いたしましたが、イーサリアムは「ICO(新規トークン発行)」として使われることが多いです。
今では世界各国で「ICO規制」が強化されていますが、法整備が進んでICOへの規制緩和が行われれば、イーサリアムのプラットフォームを使った「トークン発行」が盛んに行われる可能性が高いです。
そうなれば結果的に、イーサリアムの需要が拡大して価格が上昇する可能性が高くなります。
イーサリアム(ETH)のおすすめ取引所TOP3
最後にイーサリアム(ETH)を取引する事ができるおすすめの取引所をランキング形式で紹介していきます。
ここで紹介しているのは取引手数料や取引所の使いやすさや、入出金の手軽さを考慮して、初心者の方でも扱いやすい取引所ばかりなので、初めて仮想通貨(暗号資産)取引を行う方は、この大手取引所の中から選ぶのが間違いないでしょう。
イーサリアムへの投資を考えている方は、ぜひ取引所を使ってイーサリアムの購入を進めましょう。
おすすめ第1位:bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴
①取引手数料・入金手数料が無料
②シンプルで簡単な操作性
③スマホアプリで取引可能
④ビットコインの取引量が国内No.1!
bitFlyer(ビットフライヤー)はイーサリアム(ETH)の取引手数料が無料で、小額取引する場合でもコストをかけることなく、投資することが可能です。
スマホアプリは初心者に優しい簡単な操作性で、初めて仮想通貨投資を行う方でも迷うことなく直感的に操作できます。
そしてなんと「ビットコインの国内取引所国内No.1」を誇っており、取引のしやすさも抜群に優れています!
イーサリアム(ETH)の取引を行いたい初心者の方に最もおすすめできるのがbitFlyer(ビットフライヤー)です。
口座開設も手順に従うだけで簡単に開設できるので、まずは口座開設してみましょう。
おすすめ第2位:BITPoint(ビットポイント)
BITPoint(ビットポイント)のポイント
①現物取引にかかる手数料がすべて無料
②イーサリアムの取引量が「国内No.1」!
③最短10分で、500円以下という少額から始められる
BITPointは株式会社ビットポイントジャパンが運営する、2016年3月設立の仮想通貨取引所です。
仮想通貨は7通貨と豊富に取り扱っているほか、投資が初めての方でも簡単に使える取引ツールを種類豊富に取り揃えています。
アプリも非常に使いやすいので、初心者の方から上級者の方まで取引を楽しめます。
またBITPointでは、全ての通貨の「取引手数料」が無料で利用でき、500円以下の少額からでも始められるので、コストを最小限に抑えられるのも魅力的です。
さらに、「みんなの仮想通貨」における出来高ランキングでは「イーサリアム」をはじめ、「ライトコイン」「ビットコインキャッシュ」の3部門で1位を獲得しています!
イーサリアム(ETH)投資をしたい方なら、初心者の方から上級者の方まで、幅広くおすすめできる取引所です!
おすすめ第3位:OKCoin Japan(オーケーコイン・ジャパン)
OKCoinJapanのポイント
①取引高は世界最大級、190を超える国と地域で使われている取引ツール
②グローバルの流動性により、高い流動性と高速取引を実現
③24時間365日出入金が可能※
OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)は、2020年8月に暗号資産交換業者に登録されて、日本でのサービスを開始したばかりの仮想通貨取引所です。
OKCoinJapanは、世界最大級の仮想通貨取引所を運営するグローバルグループ、OKGroupの日本法人です。
世界190以上の国と地域で利用されているグローバルの流動性を活用しているため、取引においても高い流動性を保ち、高速取引を実現しています。
また顧客の暗号資産は100%コールドウォレットで管理しており、24時間365日システム監視を行うなど、セキュリティにおいても世界トップクラスを誇っているので、初心者の方も安心して利用できます。
入出金も24時間365日可能で、APIも充実しているなど上級者の方にも非常に魅力的と言えます。
イーサリアム(ETH)投資をしたい方であれば、初心者の方から上級者の方まで、幅広くおすすめできる取引所です!
(※システムメンテナンス時間を除く)
イーサリアム(ETH)についてまとめ
今回は仮想通貨イーサリアム(ETH)について解説しました。
イーサリアムは今後も価格上昇の可能性を秘めており、早めに購入しておくことをおすすめします。
イーサリアム(ETH)を取引するには、仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。
記事で紹介した取引所はどこも日本有数の大手取引所で、安心して取引できる高い信頼性がある企業ばかりです。
イーサリアム(ETH)を含め、仮想通貨は小額から投資をすることができるので、現在投資資金が少ない方でも、まずは口座開設をすることから初めてみましょう。