11月3日のビットコイン(BTC)円は1704万3302円から取引が始まった。東京時間は特段のヘッドラインもないなか売り優勢となり、1660万円周辺まで下落した。欧州時間には、DeFiプロトコルのバランサーから17億ドルの不正資金流入が確認されたが、相場の反応は軽微となり下げ止まった。米国時間に入ると、10月のISM製造業PMIの下振れを受け、米主要株価指数の下落に連れて、相場は一時1626万円まで急落を演じたが、売り一巡後には1660万円まで戻した。ただ、その後も相場の弱地合いは続き、今朝方には1640万円周辺まで下落し、終値は1646万1636円と約2週間ぶりの安値を付けた。
続きはこちら
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。