イーサリアム共同設立者ルービン氏「ブロックチェーン技術はアーティストやジャーナリストに極めて有益」

イーサリアム共同設立者でコンセンシスCEOであるジョセフ・ルービン氏は、ブロックチェーン技術と分散化はアーティストといったクリエーターやジャーナリストにとって有益になりうる、と述べた。ルービン氏は3月12日に動画で、ブロックチェーン技術が有益となるさまざまな業界について語った。

同動画でルービン氏は、アーティストがブロックチェーン技術を使えば、いわゆる仲介業者が不要になると指摘。派生的な作品やストリーミング、公開パフォーマンスといったコンテンツに関して、その使用方法や共有などにおけるポリシーの帰属や規定の面で、アーティストとっては「極めて劇的な有益」な存在になると主張した。

「音楽業界のアーティストは、音楽の価値の平均11~12%程を取得し、大手のレコード会社が70%だかを搾取していると考える。我々はこういったレコード会社をイーサリアムプラットフォームのスマートコントラクトに置き換えることができる」

ルービン氏はまた、プロモーターといった仲介業者は依然存在しても「単に仲介業者だからというだけで膨大な使用料を引き抜く有利な立場にはなれない」と述べた。

またルービン氏は、ジャーナリズムに関しては、シビル(Civil)といったブロックチェーン技術ベースのプラットフォームがコンテンツを直接消費者に届けることができ、「ジャーナリズムの倫理の回帰」に役立つ可能性があると主張。

3月6日に正式にスタートしたシビルのプラットフォーム。独自の仮想通貨CVLトークン(発行量は1億CVLに制限されている)を発行することで、持続可能な資金調達を提供し、ジャーナリズムへの信頼性を向上させる目的だ。ニュースの配信者(シビル上では「ニュースルーム」といわれる)とコミュニティの参加者が登録でき、シビルのプラットフォーム上で投票権を持つCVLトークンを購入し、コミュニティに参加する。

ルービン氏は、いかなる形でも違反をすれば、聴取者はそれを問責し、異議を申し立て、プラットフォームから排除することもできる、と述べている。

シビルは2017年、ルービン氏率いるイーサリアムのブロックチェーンスタートアップ養成企業コンセンシスから500万ドルを調達した。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Ethereum Co-Founder Joseph Lubin: Blockchain Can Benefit Artists, Journalists