4000ドルを超えたイーサリアム　次の価格目標は「5000ドル」＝仮想通貨アナリスト

イーサリアム（ETH）は、テクニカルチャートのパターンに基づき、5000ドルを超える上昇が見込まれている。アナリストたちは、イーサの強気の勢いが2025年末までさらに1年間続く可能性があると予測している。

イーサリアムの価格は、史上初めて10万ドルを突破したビットコイン（BTC）との相関により、5000ドルの史上最高値を超える可能性がある。

仮想通貨アナリストのタイタン・オブ・クリプト氏が12月6日のXポストで共有したフラクタルパターンによれば、イーサリアムの5000ドルの上昇は「最低目標」とされている。

仮想通貨取引において、テクニカルトレーダーはフラクタルパターンを用いて、歴史的データに基づく重要なサポートとレジスタンスのレベル、そして潜在的なトレンドの反転を特定する。しかし、ETH価格は依然として4800ドルの史上最高値から18%下回っており、このレベルは世界で2番目に大きい仮想通貨にとって重要なレジスタンスレベルになる。

Companiesmarketcapのデータによれば、イーサリアムの時価総額は4790億ドルで、バンク・オブ・アメリカの3580億ドルの評価額を1210億ドル上回っている。

米国の現物イーサリアム上場投資信託（ETF）への純流入が、ETHの価格上昇に寄与する可能性がある。

ブラックロックのイーサリアムETFが5億ドルのETH取得

ブラックロックのイーサリアムETFによるETH取得は、イーサリアムの価格を過去最高値まで上昇させるかもしれない。

アーカム・インテリジェンスの12月6日のX投稿によれば、ブラックロックのETFは、過去1週間で5億ドル相当のETHを購入し、過去1か月でETH保有量を倍増させた。

Duneのデータによれば、イーサリアムETFは、過去1週間で合計6億9800万ドル相当のETHを蓄積し、ローンチ以来最高の週次流入を記録した。

イーサリアムのゴールデンクロス

イーサリアムのチャートに現れたゴールデンクロスも、価格上昇を後押しする可能性がある。

仮想通貨アナリストのベンチャー・ファウンダー氏は12月6日のXポストで「最後にこれが起こったとき、イーサリアムはまだ弱気市場の保ち合い段階にあったが、それでも129%上昇した。2021年の強気市場では、最後のゴールデンクロスでETHは2323%上昇した」と書いている

イーサの価格に対してますます多くのアナリストが強気であり、2025年末までに1万5000ドルへのブレイクアウトを予測する者もいる。

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