テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスク氏が、ツイッターの会長兼最高技術責任者(CTO)に約6週間後に就任する予定だと発表した。マスク氏は5月11日のツイートで、Twitterの親会社であるXコーポレーションの新CEOを雇い、6月下旬か7月上旬から後任となるようだと述べた。2022年10月にソーシャルメディアプラットフォームを引き継いだマスク氏に続くのは、女性が選ばれる見込みだ。

マスク氏は、製品、ソフトウェア、システム運用を監督する役割を持つ。彼がツイッターを買収した際に、前任のパラグ・アグラワール氏を解任した。アグラワール氏は、Twitterの共同創設者であるジャック・ドーシー氏の後任だった。

かつて世界一の資産家であったマスク氏は、2022年4月にツイッターを買収する計画を初めて発表した。CEOとしての在任中、彼はプラットフォームの既存認証システムの段階的廃止、ツイッターロゴを一時的にドージコインのシンボルに変更するなど、多くの物議を醸す企業政策を導入してきた。

マスク氏の後任として誰が選ばれるのか、ツイッターユーザーの間で様々な推測が飛び交っている。その中には、マスク氏自身がウィッグをつけてCEOになるという意見や、不祥事で知られるテラノスの元CEOエリザベス・ホームズ氏が選ばれるという推測も含まれている。