米国家安全保障局(NSA)の諜報活動を内部告発したエドワード・スノーデン氏が、仮想通貨ビットコインへの投資を検討しているようだ。

スノーデン氏は13日、ビットコインの暴落を受けて、「はじめて、ビットコインを買おうかという気持ちになっている」とツイートした。スノーデン氏はビットコイン急落を「あまりにも理由がなく、パニックになり過ぎている」と指摘している。

スノーデン氏はビットコインとは関係が深いことでも知られる。

2013年にNSAが電子メールや通話記録などを監視するプログラム「PRISM」について内部告発する際には、サーバーの利用料金をビットコインで支払っていた。

スノーデン氏は、「誰にも知られることなく、また記録されることなく交換・取引できることがすべての権利の基礎である」と述べ、ビットコインは監視が強化される時代においてプライバシーを確保する手段であると主張していた。

昨年に出版した自伝についても収益をビットコインで受け取る考えを表明していた