グラスノード(Glassnode)のデータによると、強気相場の初期段階からビットコイン(BTC)を購入していた人々は、BTCが史上最高値を更新しても、依然として保有し続けているようだ。

グラスノードの「Realized Cap HODL Waves」チャートによれば、2020年第3四半期からの過去6か月間で、最後にオンチェーンで認識されたコインの数が約40%から80%に倍増したという。つまりこの期間中に購入されたBTCの多くがそれ以来、動かされていないことになる。

HODL Wavesは、BTCが最後にオンチェーンで移動してからの時間を推定するために使われる。

データは、2020年後半に購入された多くのBTCがその後に取引されていないことを示している。コインが2020年第4四半期以降に徐々に成熟していることを示している。

グラスノードは、5月3日にウィークリーオンチェーンレポートで分析して、「これらは初期の強気相場で蓄積されて、それ以来休眠状態にあるコインだ」と述べている。