仮想通貨(暗号資産)取引所ビットフライヤーが17日に発表したアンケート調査で、新型コロナウイルスの影響下で約4割のユーザーが仮想通貨へ追加投資したことがわかった。

アンケートはビットフライヤーで新規口座開設時に「投資経験あり」と回答し、1回以上仮想通貨を取引した129人が対象。10月12日〜19日に調査を実施した。

この中で、「新型コロナウイルス影響下で、仮想通貨投資に変化はありましたか」との問いに、40%が「仮想通貨に追加投資した」と回答。一方で「一部売却し減らした」「すべて売却した」と回答したユーザーはいなかったという。

ビットフライヤー

(出典:ビットフライヤー)

追加投資した理由としてもっとも多かったのが自由時間が増えて、投資に充てる時間が増えたことという回答が目立った。

また、「金融資産を増やす手段として仮想通貨はどのような点が有効だと思いますか」の質問には「各仮想通貨の将来性に期待して」がもっとも多く66%、次いで「保有資産のポートフォリオの一部として」、「インフレ対策として」が続いた。

##今後の仮想通貨の見方は?

アンケートからは、現状5〜6割を保有しているユーザーが13%いたが、「今後、仮想通貨の比率を何割に変更していきたいか」との問いに「5〜6割」にしたいと答えた回答者は21%となった。一方で現在「1〜2割」保有する回答者は57%だったが、今後1〜2割と回答したのは48%と減少し、今後は仮想通貨のポートフォリオを増やすと回答したユーザーが多かった。

ビットフライヤー

(出典:ビットフライヤー)