元米国大統領ドナルド・トランプ氏が2024年の大統領選挙キャンペーンの一環として仮想通貨の支持を強化している。

ロイター通信が6月7日に報じたところによると、トランプ氏はサンフランシスコで開催された資金調達イベントで「仮想通貨大統領になる」と述べたという。このイベントはクラフト・ベンチャーズのジェネラルパートナーであるデイビッド・サックス氏とテックビリオネアのチャマス・パリハピティヤ氏が主催したもので、トランプ氏は選挙活動支援のために1200万ドルを集めたとされる。

トランプ氏はまた、仮想通貨への支持を再確認し、業界を前進させる計画を強調した。一方で、民主党が厳しい規制を通じて反対のアプローチを取る意図があると指摘した。仮想通貨業界ではこれを「規制による執行」と呼んでいる。

この主張は、現職のバイデン大統領が仮想通貨に関する決定を下した直後に出されたものだ。バイデン大統領は、米国証券取引委員会(SEC)のスタッフ会計公報(SAB)第121号を覆す決議を拒否し、仮想通貨業界からの反発を受けた。SAB第121号は、仮想通貨を保管する機関に対し、仮想通貨の保有をバランスシート上の負債として記録することを求めるガイドライン。

トランプ氏は最近、仮想通貨業界への支持を公に表明することが多くなっている。5月26日にコインテレグラフが報じたところによると、トランプ氏は米国が仮想通貨業界でトップの地位を目指すべきだと再度強調した。

「我が国はこの分野でリーダーでなければならない、二番手はない」とトランプ氏は5月25日に自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。「私は仮想通貨企業やこの新しく成長している業界に対して非常に前向きで開かれた心を持っている」とも語った。

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