ドージコイン(DOGE)の価格は木曜日、月間安値の0.205ドルから10%上昇し、日中高値の0.224ドルに達した。この動きの背景には、クリーンコア・ソリューションズによるドージコイン・トレジャリー戦略の導入がある。
機関投資家の採用でDOGEは1ドルを突破できるだろうか?
1億7500万ドル規模のドージコイン戦略
ネブラスカ州に拠点を置くオゾン洗浄システムのメーカーであるクリーンコア・ソリューションズは、ドージコインを主要な準備資産として採用すると発表した。
同社は、80を超える機関投資家および仮想通貨ネイティブ投資家に支えられた1億7500万ドルの資金調達を発表し、ドージコインにとって歴史的な一歩となった。
アナリストらは、機関投資家の資金が市場に参入できることで需要が高まると指摘している。すでに21シェアーズのドージコインETPが欧州で取引承認されており、ポリマーケットのデータによれば、2025年中に米国で現物ETFが承認される確率は79%とされる。
こうした新たな需要は、2025年末までに1ドル到達を正当化する可能性がある。
メガホン型パターンで1~1.40ドルを示唆
週足チャートでは、ドージコインが強気のメガホン型パターンの中で取引されている様子が確認される。
6月には0.15ドルの下限トレンドラインから反発し、新たな大規模上昇の始まりを示した。
「ドージコインは現在、週足で大きなチャンスを提供している」とアナリストのビットコインセンサス氏は火曜日の投稿で述べた。
同氏の提示したチャートによれば、ドージコインは同じメガホン型パターンの中で過去にも上昇を繰り返しており、ほぼすべてのラリーで前回を上回る上昇を記録している。
「これまで見てきたように、このコインは衝動的な波で上昇してきており、各波が前の波を上回っている」と同氏は述べ、「次の波は最大1.40ドルに到達する可能性がある」と強調した。
これは現在の水準から550%の価格上昇に相当する。
同じくアナリストのバリー・チャートモンキー氏も8月半ばに同様の見解を示し、6月の0.15ドルからの反発は「2年間続く強気メガホンにおける新たな強気局面の兆候」であり、3.618フィボナッチ拡張である1.15ドルに到達する可能性があると述べていた。
📈LONG: $DOGE by @TradingShot@dogecoin DOGE just completed its first 1D Golden Cross formation in 9 months! This could be a sign of a new bullish leg for the 2-year Bullish Megaphone, with previous peaks hitting the 3.618 Fibonacci extension. #Dogecoin #BullishLeg #Fibonacci pic.twitter.com/mXGR8vTaQ8
— Barry | ChartMonkey (@ChartMonkeyBTC) August 13, 2025
日足チャートに目を向けると、主要ミームコインであるドージコインは対称トライアングルの中で保ち合いとなっている。
0.225ドルの抵抗線を上抜けすれば、保ち合いからの強気ブレイクアウトが確定する。パターンの上昇目標は0.37ドルであり、現在のDOGE価格からは72%の上昇に相当する。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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