テラ(LUNA)とテラUSD(UST)エコシステムのCEO兼共同創設者であるド・クォン氏は、約3年間毎月8000万ドルをキャッシュアウトしたという指摘に対して反論した。

テザー(USDT)などの米ドルペッグのステーブルコインを購入するため、暴落前にクォン氏がルナクラシック(LUNC)とテラUSDクラシック(USTC)を売却したとする多数の未確認報道が11日に浮上した。

クォン氏がLUNAとUSTを現金化したという噂は、FatManTerra氏がツイッターで指摘。クォン氏がテラのインフルエンサーとともに、人為的に流動性を維持しながら資金を排出することに成功したと主張した。

 

しかし、クォン氏はコミュニティに、主張が真実であると証明されるまで、噂を煽るべきではないと話した。

"私が何かから27億ドルを現金化したという主張は、断じて間違っている。"

クォン氏は、毎月8000万ドルをキャッシュアウトしているという最近の噂について、エアドロップで調達したLUNAの保有資産のほとんどをまだ保有しているという主張と矛盾していると指摘。さらに、過去2年間の収入はテラフォームラボ(TFL)からの現金給与のみであることを改めて強調した。

クォン氏は、「虚偽を広めることは、すべてのLUNA投資家の痛みを増すことになる」と語り、次のように発言した。

「被害者面をしたくないのであまり言わなかったが、私も暴落で持っていたものをほとんど失った。何度も言っていることだが、私は本当にお金のことをあまり気にしていない」