著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

昨日(10/15)のBTCJPY相場は上昇となった。

追加経済政策の選挙前合意期待の後退から、日本市場時間は、株安・ドル高の展開になったが、BTCJPYは120万円前後で揉み合い推移した。相場が動き始めたのは2日目のSWELL開催と同時刻の日本時間午後4時頃。14日と同様に特段サプライズ材料が無く失望売りが先行した。また、欧州での新型コロナウイルス拡大を受けた規制再強化の動きや、同日始まったEU首脳会議への警戒感から、経済活動の停滞が連想されたことで、欧州通貨と株式だけでなく、BTCJPYも軟調な展開となった。FTA交渉の継続が容認されたことで午後6時に下げ止まるが、NY時間まで上値重く推移した。

日本時間午後9時半には、フィラデルフィア連銀製造業指数と米新規失業保険申請件数が発表された。10月のフィラデルフィア連銀製造業指数は32.3(予想14.8、前回15.0)と2月以来の高水準で予想を上回り、景気の改善の兆しが見えたかに思われたが、先週の米新規失業保険申請件数は先週比5.3万件増の89.8万件(予想82.5万件、前回84.5万件)となり、8月以来の高水準となった。景気の悪化が懸念され、ダウ平均株価とナスダック総合指数は共に下落した。一方で、ゴールドが急反発するとBTCJPYもこれに反応し、120万円まで上昇した。日本時間午前2時に入り、米国株式のリスク回避ムードが一服するなか、ゴールドは続伸し、BTCJPYも本日の高値となる122.2万円まで上値を伸ばした。

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