著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

火曜日(11/10)のBTCJPYは反落となった。

東京市場時間では、11/9に報じられたコロナウイルスワクチンの有力な試験結果を受け、経済環境の見通しが好転する可能性があることを背景に、日経平均株価は続伸でスタート。一時25,000円と29年ぶりに高値を更新した。ゴールドも昨夜の急落からの反発上昇を試す好調な展開となる中、BTCJPYは売り買い拮抗の状態が続き、159~160万円の高値圏での揉み合い相場が続いた。

欧州時間に入り、日経平均先物、ダウ平均先物ともに強気の姿勢を崩すことなく推移した。その流れでBTCJPYは拮抗状態が崩れ、午後5時台に揉み合いを上抜け。一時162.5万円まで上昇し、営業日高値を更新した。しかし、年初来高値の更新までの続伸には材料不足か上値追いは続かず。午後8時台に再度159万円の揉み合い圏までの下落となった。

米国市場時間では、ダウ平均株価は続伸して始まり、BTCJPYは160万円まで上昇し堅調な推移を維持した。

その後、翌午前0時になると利食い売りに押され、ダウ平均株価はマイナス圏まで下落するとBTCJPYも下落基調に転じ、158.9万円まで値を下げた。

BTCJPYは営業日安値を更新したが、CNBCで米著名投資家であるスタンリー・ドラッケンミラー氏が「ビットコインはミレニアル世代にとって価値の保存手段として魅力的な資産になりうる」とビットコインの可能性に言及したことが伝わったことで下値は限定的となり、161万円の高値圏まで反発をみせた。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。