著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・特徴的なベースパターンの形成、継続できるか

DMMBitcoinXLM/JPY 日足 Bidチャート

図は、XLM/JPYの日足チャート(2021年初来)である。

XLM(ステラ・ルーメン)は、典型的な大幅上昇のチャートパターンとなる、“ベース”パターン(※)を形成しながら推移してきた。
※株式市場で見られる典型的なハイパーグロース(急成長株)銘柄のチャートパターン

本日は、これまでの推移について整理し、今後のシナリオを考えてみたい。

XLM(ステラ・ルーメン)のこれまでの流れを整理すると、

・第1ベース(白線):25円ライン(ボトムライン)。今回のベースパターン初動。
・第2ベース(ピンク線):40円ラインをサポートとして1ヶ月程度をかけ構築。
・第3ベース(水色線):4月に一度割り込んだが、その後はしっかりと70円が射程距離に。
・第4ベース(緑線):4月に付けた高値として意識されていたが、直近で大きくブレイク。
・第5ベース(青線):現在構築中のベース。

となる。

この“ベースパターン”は、ベースアップに伴う上昇が15円幅となる特徴的なパターンとなっていることから、第5ベースの想定基準価格は【85円】となる可能性がある。また、一般的な“ベース”パターンは、第4ベース(緑線)または第5ベース(青線)がサイクル一巡の目安となり、現在構築中である第5ベース(青線)が、このベースパターンの佳境であるとの見方も可能である。

次に、今後のシナリオとしては、2つのシナリオが考えられる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。