著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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ETC再び反発も上値重いか

ETCJPY 日足 Bid
 

ETCJPYの日足チャートを見ると、昨年2/13の高値1,800円付近から一時1,000円割れまで下落した後、1,300円での動きとなっている。下値は固めつつある形状だが、1,500円の上方ブレイクに失敗しており、現状は上値の重さが意識される状況だ。

ETCJPYは2月上旬に140%超の急騰をみせると、2/14に上髭を縮めて失速し、翌2/15に下押した。ここでは、昨年2月高値付近の価格帯等がサポートとして意識されたこともあり、いったんは反発。その後は5日移動平均線にサポートとされながら上値を目指す動きとなったものの、BTCや他の暗号資産の下落に連れる形で失速。結果、ダブルトップを形成したようだ。

ダブルトップ形成後のETCJPYは、2/23に918円付近で下髭をつけて反発し、下値を切り上げる上昇となっている。

ここで、2/23以降の戻り相場で下値となった価格帯に着目すると、昨年11月から今年1月にかけて形成したレジスタンスライン(ライン①)の延長線が意識されたようだ。このレジスタンスは、2月上旬にブレイクされた後、現状はサポートラインとして機能しているとみて良いかもしれない。

また、上図の日足チャートでは従来のサポート&レジスタンスと同値幅で上方にもチャネルライン(ライン②)を引いているが、このチャネルラインは直近値動きとなる3/14, 3/15のレジスタンスとなっている点にも着目しておきたい。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。