著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・ギリギリのラインで踏みとどまるXLM/JPY
XLM/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)
上図は、XLM/JPYの日足チャート(期間:2020/12/11~現在)である。
XLM/JPYは、2021年5月に史上最高値圏である84円台まで上昇したのち、イーロン・マスク氏の発言などに端を発する暗号資産業界全体の冷え込みに釣られる形で大きく下落、5/23には一時28円台にまで下押しした。
現在は売りが一巡後、底値からの反発局面から戻りを試す展開となり、40円台で価格は推移している。
2020/12以降のチャートを見ると、サポートライン(A)が確認できる。
このラインは(e) から(d)の動きででレジスタンスラインからサポートラインとなった後、(d)、(c)、(a)、(b)でも機能し、下値目処として意識されている重要なラインである。
ライン(A)は2021/1/6~1/7に急騰した際に付けた高値となり、その一か月後の2/10に明確にブレイクしてからは、このライン(A)の40円を境に下値固めに成功し、80円にまでの上昇に成功した。
直近の値動きからは赤で示した安値(b)が、ローソク足実体ではサポートライン(A)の下抜けを防ぎ、価格が踏みとどまっているように見える。
ただし、調整が終了し、再度80円を超えていくような強気相場が再来するかと言うと、まだ材料が不足しているとも感じられる。
そこで、上昇シナリオ、下落シナリオを想定し、どちらのケースにおいても適切な対応ができるように分析をしてみる。
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