著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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熱狂相場は終了か?

Coin Market Capより作成

上図は2016年6月1日を起点とした暗号資産時価総額を示したグラフである。

暗号資産時価総額首位であるBTC (ビットコイン)は4/14に64,000ドルの過去最高値を更新したものの、米coinbase社の上場をピークに上昇の勢いは失速。一週間後の4/23には、米キャピタルゲインの課税強化がきっかけとなったか、BTC (ビットコイン)は50,000ドルの節目を割り込む展開となった。

その後、押し目買いに支えられ59,000ドルまで価格を持ち直したものの、5/12に15億ドル分のBTCを購入し、投資家からの注目を集めたイーロン・マスク氏が、BTC (ビットコイン)決済の中止を発表したことで投資家センチメントは悪化。一時30,000ドルを割り込む急落となった。

5/21には中国の金融安定発展委員会が2017年以来となる中国国内のマイニングや暗号資産取引に関する規制強化を表明するなど、悪材料に左右された弱気相場の様相を呈している。

全体を俯瞰するための指標である暗号資産時価総額は、ピークである2.3兆ドルから一時1兆ドルもの価値を喪失しており、多くの銘柄が過去最高値を更新した熱狂相場を打ち消した格好となっている。

現在地点からの反発は可能なのか、それとも下落トレンド継続となるのか。

今後の動きを把握するために騰落ランキングを確認したい。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。