著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・QTUM、レンジで膠着の見込みやむなしか
QTUM/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)
上図は、QTUM/JPYの日足チャート(期間:2021年初~現在)である。
QTUM/JPYは、2021年6月21日に②800円ライン(赤線)を下方ブレイクして以降、②800円ライン(赤線)と①400円ライン(白線)のレンジで膠着しており、次の展開を模索しているように見える。
QTUM/JPYのここまでの値動きを振り返ると、5/13に③2,200円ライン(青線)を下方ブレイクして以降、下落方向へ値動きが継続する、下落トレンドへ転換したように見える。
5/17には、50日単純移動平均線(以下50MA)と交差するポイントにおいて、一時的にサポートを試す動きがあった。しかし、5/19にはサポートしきれずに下割れ、②800円ライン(赤線)の節目まで急落することとなった。
5/19に②800円ライン(赤線)が一旦のサポートラインとして確認されたQTUMJPYだが、5/28に、戻り高値1,495円を付けてから小幅な反発を繰り返しながらも、上値を切り下げる展開が継続。
6/20には、②800円ライン(赤線)の下方ブレイクによりレンジ後退すると、2営業日で①400円ライン(白線)まで急落する大幅な調整となった。
足元では、6/22に①400円ライン(白線)で一旦のサポートを確認したため、6/30まで小幅な反発となったが、その後は②800円ライン(赤線)がレジスタンスラインとなり、上値の重い展開が継続、①400円ライン(白線)へ緩やかに安値を切り下げていく展開が継続しており、次の値動きを模索しているように見える。
次に今後の展開について検討したい。
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