著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・12月下旬の急落後の全戻しを達成
比較チャート(XLMJPY, BTCJPY, XRPJPY, ETHJPY 日足)
年初よりイーサリアムの急騰が注目を集めるなか、昨日はステラ・ルーメン(XLM)が25%超の急伸。同日のイーサリアムのパフォーマンスを320%上回った。
上図、10月末を起点とした比較チャートでは、決済通貨であるXLM、XRP特有のBTCやETHに対する値動きが確認できる。11月末よりXLMはXRPに連れる形で急騰したが、12月後半のXRPの急落で連れ安となった。その後、XRPが上値重く下げ幅を広げる一方で、XLMは下げ渋り、年明けから急騰して全戻しを達成した。
直近のXLMの動向としては、発行元のステラ開発財団がウクライナ政府機関と暗号資産市場インフラ開設に向けた協力への覚書署名の報道があった。また、昨年12月にはステラ開発財団と独の大手銀行によるユーロ建ステーブルコイン発行への協力の発表もあったことから、「今後も好材料が出る期待」が後押しとなっている可能性を意識しておきたい。
加えて、XLMUSDの出来高をみても、11月末から増加傾向にあり、出来高の伴った上昇となっていることが分かる(下図)。
ETHUSD出来高移動平均(Coin Market CapよりDMM Bitcoinが作成)