著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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Symbol(XYM)ローンチに向けた最終ストレステストのスケジュールについて

NEMグループ公式ページによると、2/18に実施されたストレステストは良好で、最終ストレステストは2/19(午後)に完了する予定である。テスト結果公開は2/22に予定されており、Symbolチェーンに不具合がなければテスト結果公開後、ローンチ日程とSymbol(XYM)トークン付与条件を正式に公開することが見込まれる。多くの投資者らが注目しているのはSymbol(XYM)トークン付与のスナップショット(権利確定日)であると思われ、2/22のテスト結果が「良好」か「不良」かによって価格への影響が懸念される。良好の場合はスナップショット(権利確定日)まで買い場探しが続き、不良の場合は再びローンチの延期(若しくは延期決定)によって買い集めの目的を失った投資者らの投げ売りが想定されるだろう。現時点(2/19 7:00時点)では問題なくプロセスが進行しており、XEMは買い場探しで強含みの状況だ。

NEMグループ公式ページより

・本日の想定レンジは「36―49円」

DMM Bitcoin 配信レート(レバレッジ XEMJPY)より作成

上図は日足の高値・安値・終値よりピポットポイントを計算した表である。1日のレンジは、デイリーピポットポイントのS3(36.030円)及びR3(48.762円)内で推移する傾向から、本日の想定レンジは「36―49円」となる。一般的に、R3はHBOP(High Break Out Price:高値ブレイクアウト価格)、S3はLBOP(Low Break Out Price:安値ブレイクアウト価格)と呼ばれ、この想定レンジ(36―49円)価格を抜けると強いトレンドが生じると見る。XEMは2月中旬に予定されているSymbol(XYM)トークン付与のスナップショット(権利確定日)に向けて多くの投資者らの買い場探しが想定されているため、2/22の最終ストレステストの結果が良好で、付与条件が明かされれば買い場が集中し、価格は押し目もなく急騰するかもしれない。その場合、HBOP(48.762円)を上抜ける想定が必要となるだろう。逆に、テスト結果が不良で再びリリースの延期見込み(若しくは延期決定)が生じた場合、買い集めていた投資者らの高値圏一斉投げ売りが想定されるため、LBOP(36.030円)を下抜けるような急落も想定しておくべきであろう。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。