著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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8/22 RSIランキング XRPは70台、ETHは低い

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RSI(14日)DMM Bitcoinクローズレート(Mid)より作成

上図は、8/22 午前7時に算出した当社取扱い銘柄の日足RSI(14日)のランキングである。

RSIは相場の加熱感を示す指標の一つであり、50を基準として100に近づくほど買いが強く、0に近づけば弱いとされる(詳細は「オシレーターとは?暗号資産(仮想通貨)のチャート分析で必須の知識」を参照)。

ランキングを確認すると、全銘柄とも50を超えている。暗号資産市場の反発は7月下旬に始まり、1ヶ月経過したが、大きく値を崩すことなく市場参加者の買い意欲を保っているようだ。

XRP/JPY 日足 Bidチャート(DMM Bitcoin取引ツールより作成)

第1位のXRP/JPYは、7/20に60円付近を推移していたが、BTC(ビットコイン)の反発やアフガニスタン有事を契機とした暗号資産市場への資金流入、その後のアルトコイン市場の循環物色で価格は強い上昇となった。

XRPの価格の重しとなっていたXRP訴訟についても、リップル社が主張する「XRPの販売は米国外の取引所を通したものであり、米国法は適用されない」ことによるSECのXRPの有価証券性の証拠提出が6月から8月に延期されている(6/7 Coin Post)事も手伝い、8/15には140円台まで上昇。約4週間で100%以上のパフォーマンスを出した銘柄である。

XRPのRSIは70を超える水準となっており、70以上のRSIは買われすぎのラインとする見方もある。

ただし、これには前提が必要であり、レンジ相場であれば。ということである。

RSIはレンジ相場であれば、逆張り取引に有効な面もあるが、価格が一方向に向かいトレンド形成するような相場には向いていないとテクニカルである。

本稿においては、後ほど「・直近価格を上回らず、次の材料待ち」において、RSIを絡めたXRP/JPYの市場分析を実施するが、その前に逆張り指標としての有効性確認として、下落の初動や出来高の変化などを確認してみる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。