著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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当社価格データ(終値)より作成
上図は、2024/3/19~4/2(当社営業日基準)において、価格が上昇した当社取扱いレバレッジ銘柄と、その上昇率を示したグラフだ。
ビットコインキャッシュ(BCH)は71%と驚異的な上昇となっており、半減期を織り込んだ買いニーズが価格を押し上げたようだ。
BCHは3/19の約55,000円から3/31には一時100,000円を突破し、4/4の午前7:55に到来した半減期への期待が上昇要因となったと考えられる。
100,000円達成後は、BTCの下落に歩調を合わせて調整したものの、85,000円付近ではしっかりサポートされ、本日4/4時点では、90,000円を回復する展開となっている。
なお、ビットコイン(BTC)よりも早くBCHの半減期が到来した理由については、その仕組み自体は両銘柄共通しており、同じブロック高(今回はブロック高840,000)に到達した時点で自動的に半減期となる一方で、両銘柄のブロックチェーンはそれぞれブロックが生成される速度が異なるため、所定のブロック高に到達するまでの時刻に差異が生じたことが要因だ。
(参照:「ビットコインの半減期とは?価格動向の予測に必須の知識」)
上昇率37%で2位となったドージコイン(DOGE)の上昇理由は、イーロン・マスク氏がXの決済サービスでDOGEを利用可能にするのではないかとの憶測が広がった影響だとみられている。
というのも、Xは米国の32州で金融ライセンスを申請しており、3/13にオレゴン州、3/20にイリノイ州とニューメキシコ州にて新たに送金ライセンスが発行されたことにより、現在23州で承認を受けたことになる。
また、3月中旬にマスク氏はドイツにて、テスラの決済手段としてDOGEを使用可能にすることを表明するなど、依然としてDOGEとマスク氏の結びつきは強いことが伺える。これらの材料から市場参加者がXとDOGEにも関連性を見出したことで選好されたようだ。
DOGEは4/3時点で約27円となっているものの、直近の3/28から4/1までは30円前後で推移していたこともあり、今後の材料によってはさらに価格が上昇する余地が残っているかもしれない。