著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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当社価格データより作成

上図は、2024/1/1と2/6を比較して、価格が上昇した当社取扱いのレバレッジ銘柄と、その上昇率を示したグラフだ。

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などのメイン銘柄の上昇が一桁に留まるのに対して、アルトコインの上昇は20%を超える銘柄もあるのが特徴となっている。

BTCは現物ETFの材料を織り込む形で上昇してきたが、この利益による再投資資金がアルトコインに波及している状況となっているといえようか。

BTCについては、1/10(米国時間)に現物ETFがSEC(米国証券取引委員会)によって承認された後の材料出尽くしや、米国雇用統計の強い結果を受けた米国金利の高止まり懸念から上値の重い状況が継続していた。

このような状況にも関わらず、チェーンリンク(LINK)の価格は2/6時点で約2,600円と、今年に入ってから約25%上昇している

LINKが上昇している主な要因としては、LINKが現在注目されているブロックチェーン技術「RWAトークン化」の関連銘柄であることが挙げられるだろう。

RWAトークン化とは、不動産や貴金属、美術品といった現実世界の資産を、ブロックチェーン上で表現する技術のことだ。

チェーンリンクラボ(LINKのプロジェクト推進団体)が提供するソリューション「CCIP」は、異なるブロックチェーン間でデータや価値を交流させるためのプロトコルであり、ブロックチェーンのエコシステム全体の相互運用性が実現されることで、RWAトークンの効率的な利用が可能となるとされている。

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