著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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BTCとQTUMの騰落率(2022年度)を比較

DMM Bitcoinの取引ツールより作成

上図は、2022年1月からのBTC/JPYとQTUM/JPY(レバレッジ取引)の騰落率をグラフにして比較したものである。

2022年1月当初は同程度の下落率だったが、2月に入るとQTUM/JPYの下落率の方が大きくなり、6/22時点でBTC/JPYは-50%、QTUM/JPYは-63%の下落となった。

次のグラフでこの下落に対する投資家たちの動きを探ってみよう。

・現物保有高の増減

JVCEA統計情報より作成

上図は、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が発表している利用者現物保有状況の推移をグラフ化したものである。

2021年2月からBTCとQTUMの保有高の推移を見てみると、2021年2月から2022年2月まではBTCとQTUMの保有高の増減は概ね同じ動きであり、BTCの保有高が増えるとQTUMも増え、BTCの保有高が減少するとQTUMの保有高も減少している。

その関係が変わったのが2022年3月以降である。BTCの保有高が減少している一方でQTUMの保有高が増加した。この背景には何があるのだろうか?

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