軟調な推移を続けるビットコイン、短期的にはどう動くか 仮想通貨相場市況(12月4日)

昨日から4日お昼過ぎにかけて、下落が継続。3日夜には45万円台で推移していたが、4日の正午から夕方にかけて一時42万円台まで下落。その後反発し、19時過ぎ現在では44万円台半ばで推移している。

ビットコイン/円チャート

(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)

短期的には下落?

ビットコイン/円チャート

(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)

ビットコインの1時間足チャートをボリンジャーバンドを用いて見ると、短期的にはバンド帯の上限近くにきていることが分かる。下落トレンドが継続するとしたら、1日程度の短期スパンでみると、ここから反転して下落していくことが予想される。(12月4日19時16分現在)。

ボリンジャーバンドとは、ある一定期間の過去の価格変動のデータを基に、相場の振れ幅(ボラティリティ)を測定し、値動きの勢いや、反転を見極めるテクニカル指標。値動きの周囲に、価格の変動領域を示すバンドが形成される。バンドは、過去のデータの標準偏差(シグマ=σ)の1倍である±1σと、2倍の±2σ、3倍の±3σの三つの領域が用いられる。値動きが大きければ、バンド幅が広がり、一方、変動が小さければ、バンド幅も縮小する。また、値動きがバンドの±2σ~±3σの領域を超えてくると、トレンドの転換が発生することが予想される。

本日のファンダメンタルズ材料

注目された本日のニュースは、ビットコインの採掘難易度(ディフィカルティ)が3日、史上2番目の下落幅を記録した事だ。ビットコイン価格急落で、多くのマイナーが廃業に追い込まれつつあるが、この影響でマイニング業界の集権化が進み、ビットコインネットワークのリスクが高まる事が懸念されている。

次に注目されたのは、イーサリアム(ETH)を大量保有する投資家が持つ同通貨の保有量が右肩上がりで増加している事が調査会社Diarのレポートで明らかになった。イーサリアム(ETH)の価格がピーク時よりも85%以上も下落しているにも関わらず、大口投資家はさらにイーサリアムを集めている事になる。

また、国内仮想通貨取引所Quoineの栢森加里矢CEOがブルームバーグTVのインタビューに対し、「現在の弱気相場の底は近い」と発言。来年には金融庁が新たな仮想通貨交換業者の認可を始めるなど見通しを示したのち、来年末までにはビットコインが過去最高値を更新するという強気予想を展開した。