著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

上昇一服

昨日のBTC相場は上値圏での揉み合い。91万円台と高値更新に成功するも、その後、失速している。90万円台乗せに成功した後、SECのETF承認判断延期もあり83円台に値を下げていたBTC相場だが、ETHの上昇もあり切り返すと、再び高値をトライする展開。注目のBCHのハードフォークでバグが発生したものの、早期に解消した事が好感されBCHが上昇するとBTCも91万円乗せに成功。ただ、目立った材料も無くこの水準を維持できず反落を始めると85万円台まで値を落とした。昨年8月に世銀が発行した世界初のブロックチェーン債をアレンジした豪コモンウェルス銀がセカンダリー創設にも協力するとの報もありETHが上昇すると、BTCも88万円台まで値を戻すも、ETHが3万円乗せで反落、またPoloniexがLSKを含む9通貨の米国内での販売を取り止めた事などもあり84万円台に値を下げた。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。