G20声明は具体性欠くも、多国間での規制に言及【朝の仮想通貨市況】

著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

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G20期待で上昇、声明文で下落

週末のBTC相場は上に行って来い展開。金曜日にはハッキングされたにも関わらずXRPが堅調な値動きを続ける中、BTCも反発。FaceBookが発行するトークンのホワイトぺ-パーが18日に発表されるとの報もサポートしたか。その後はG20への期待感もあり88万円近くまでの反発を見せるが、弱めの米雇用統計がリスクオフに繋がらなかった事もあり上値を重くした。注目のG20前のシンポジウムで日本側がマルチステークス型ガバナンスを提案する一方でIMFラガルド専務理事はG20内で規制のコンセンサスが得られていないとしたこともあり、上値を重くする。G20共同声明では注目の協調規制体制に関してFSBらに「必要に応じ追加的な多国間での対応にかかる作業を検討することを要請する」と具体性に欠いた事が失望されたかずるずると値を下げた。その後、タイのサイアム商銀が利用を否定、FBトークンを脅威としたせいかXRPが急落、BTCも82万円台を付けている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。