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アルト銘柄に振らされる

昨日のBTC相場は急落。一昨日から堅調に推移していたXRPやETHが昨日朝方急落すると、BTCも連れ安となり60,000ドル(約685万円)台まで急落した。しかし、FDIC会長エレナ・マクウィリアムス氏が銀行の暗号資産保管に向けた規制の検討に意欲を示すと、すぐさまBTCは同水準で下げ止まった。アジア時間に入ると、決定的な材料に欠ける中、イーサリアム2.0のアップデート「アルタイル」を控え史上最高値に向け堅調に推移していたETHに連れ高となり、BTCは一旦61,000ドル(約695万円)を回復した。その後、SHIBが約20%急上昇すると、アルトターン気味にBTCが下落に転じた。更に急激なロングポジションの清算が発生、BTCはトリプルトップのネックラインであった約59,500ドル(約675万円)台を割り込み、59,000ドル(約670万円)割れまで急落。しかし、「アルタイル」のメインネットへの実装が無事に成功したこともあってか、ETHと共にBTCも同水準近辺で下げ渋った。今朝方にかけて、SHIBが再び急上昇を見せ史上最高値を更新するも、BTCへの影響は限定的で引き続きもみ合う展開となっている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。