著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

カリフォルニアで店内飲食禁止

昨日のBTC相場は小さく上に行って来いの展開。100万円台に乗せ、週末のレンジ上抜けかと思われたが、その後失速するも、98万円台では底堅さをみせている。アルトコインの上昇一服、米中対立やコロナ感染者増など先行き不透明感が続く中、週末は98-100万円の狭いレンジで方向感を失っていたBTC相場だが、月曜日の朝がた98万円で下げ渋ると、米株先が上昇して始まったこともあり反発。しかし、その後始まったアジア株は堅調に推移したが100万円を前に上値を重くした。しかしファイザーの独BioNTechが開発するワクチンに米食品医薬品局がファーストトラックを与えたことで米株が上昇、Nasdaqが史上最高値を更新したこともあり100万円台に乗せたが、注目のテスラ株が反落し始めると上値を重くし、カリフォルニア州での店内飲食禁止で株式相場が値を崩すと先物主導で98万円台に値を下げている。

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