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安値更新も持ち直す

昨日のBTC相場は反発。朝方の米株先物の堅調な推移もあり、BTCはCMEの先物取引開始に向けて、36,000ドル(約410万円)台まで上昇。日中は、CMEの先物開始後下げに転じたこと、更に前週末の米株安の流れを引き継いだ日本株が安寄りとなったことを受けてか、BTCは35,000ドル(約400万円)まで小反落。その後、日本株が後場に堅調な推移となると、同水準近辺で底堅い推移に。しかし、米金融引き締め加速に加え、ロシアとウクライナを巡る軍事情勢の緊迫から地政学リスクの高まりを嫌気した欧州株が軟調な推移となると、BTCは再び下落基調となり、一時33,000ドル(約375万円)割れまで急落し安値を更新した。また、市場予想対比で弱い結果となった米企業景況指数(PMI)を嫌気した米株が安く始まり、BTCは軟調な推移を辿った。しかしその後、引けにかけての米株の急反発もあり、BTCも早朝に37,000ドル(約420万円)台まで上昇。ただ、足元では、36,000ドル台へと反落、米格付け大手フィッチが暗号資産マイニング事業が米国の電力供給にもたらすリスクを警告しているとの報道もあり、伸び悩む展開となっている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。