18日間にわたり主要センチメント指数の底に張り付いていた仮想通貨市場に、わずかながら改善の兆しが見られた。

仮想通貨市場全体のセンチメントを測定する「恐怖強欲指数」は23日、スコア28の「恐怖」を示し、11月10日以来初めて「極度の恐怖」を脱した。

11月は歴史的にビットコイン(BTC)が最も好調な月であるにもかかわらず、指数が「極度の恐怖」に張り付いた状況は、仮想通貨コミュニティ全体の注目を集めていた。

「極度の恐怖」は底値サインと指摘する声も

15日、アナリストのマシュー・ハイランド氏は恐怖強欲指数が「サイクル全体で最も極端な恐怖レベル」にあると指摘し、「このような状況は大きな痛みを伴うだろう」と述べていた。その数日後の23日には、アナリストのクリプト・セス氏が「極度の恐怖という表現すら控えめな表現だ」とコメントした

一方で、トレーダーのニコラ・デューク氏は、同指数が極度の恐怖を示す局面は「ビットコインにとって常にローカルボトムになってきた」と指摘する

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また、センチメント改善を示す別の指標も出てきている。仮想通貨センチメント分析を行うサンティメントは26日、ビットコインが価格を9万2000ドル近くに戻した後、「全体的に強気寄りのセンチメント」に転じつつあるとコメントした

市場は依然としてリスク回避姿勢

サンティメントによれば、X上でのビットコインに関する議論は、価格変動やETF・企業財務による購入などの機関投資家動向に集中しているという。

しかし市場全体は依然として慎重姿勢を保っている。コインマーケットキャップのアルトコインシーズン指標は現在22で「ビットコインシーズン」を示し、投資家がリスクオンに戻っていないことを反映している。

ビットワイズ・ヨーロッパのリサーチ責任者アンドレ・ドラゴッシュ氏は金曜、ビットコイン価格は景気後退懸念の高まりによって、「本来あるべき水準から乖離している」とコメントしている。

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