韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が戒厳令を発令してから6時間も経たないうちに撤回したことで、仮想通貨市場が再び安定を取り戻し始めた。地元報道によると、戒厳令は現地時間午前4時30分ごろに閣議で解除された。
韓国の300議席ある国会のうち、約190人の議員が戒厳令の命令を拒否する投票を行った。「国会の要請を受け入れ、これを解除する」とユン大統領は述べた。韓国の法律では、国会の過半数が要求すれば、政府は戒厳令を解除しなければならない。
ユン氏の突然のテレビを通じた戒厳令宣言は、世界に衝撃を与え、ホワイトハウスからは「韓国での進展について深刻な懸念を抱いている」との反応を引き起こした。
ユン氏は、北朝鮮の共産主義勢力による「脅威」に対応し、「反国家的勢力を排除する」ために戒厳令を宣言したと語った。「これは、これらの反国家的勢力によって引き起こされた不安に対して、国民の自由と安全を確保し、国家の持続可能性を保証するための必然的な措置である」とユン大統領は戒厳令宣言の時ににのべていた。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(XRP)などの仮想通貨の価格は、緊急宣言後に急落したが、その後価格を戻している。
「ユン大統領が懸念される戒厳令を撤回し、韓国国会の投票を尊重してこれを終了したことに安心している」とホワイトハウスの報道官はCNNに語った。
わずか1日前の12月2日、韓国の個人投資家による仮想通貨取引高は年内で2番目に高い水準に達し、一連の「勢いのある」アルトコインに対するトレーダーの熱狂が見られた。
XRPは、韓国で1日あたり63億ドル以上の取引量を記録した。ドージコイン(DOGE)が16億ドルで2位、ステラ(XLM)が13億ドル、イーサリアムネームサービス(ENS)が9億ドル、ヘデラ(HBAR)が8億ドルで続いた。
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